2013-01-01から1年間の記事一覧

田中一光 自伝より引用

茶人としても知られた田中さん。こんな一文がありました。 お茶会は様々な領域の美が融合できる可能性がある。なぜなら茶会は環境全体がインスタレーションであり、茶事がすむまでのの時間帯そのものが一種のパフォーミング・アートだからである。<中略>・…

田中一光 自伝

読んでいます。戦後日本のグラフィックデザインの現場がどのようなものだったか熱っぽく伝わってきます。すごく色々面白いトピックがあるのでおいおいメモしていきたいと思っています。田中一光自伝 われらデザインの時代 (白水uブックス)作者: 田中一光出版…

chris dave

少し前の話ですが、大阪のビルボードライブでd'angeloの最近のツアーやRobert Glasperのグルーブでドラムを叩いているクリス・デイブのライブに行ってきました。 ホントかっこよかったです。 今の時代でしか聞けない音楽を聴ける喜びを感じました。となりに…

庭の手入れ

庭の手入れシーズンが始まっています。 庭は作った時が終わりではなく始まりです。 今日は、2年前に作ったお庭の手入れに寄せて頂きました。 自分で作った庭に継続して関わらせて頂くことは、庭師の仕事の大事な行く道だと思います。 とてもいい時間でした。

ありがちについての短歌

ありがちは ありがたいの 反対語だが ありがたいのは ありがちなもの 全然関係ないですが、夏の琵琶湖の写真です。元気な背中。 ありがちなものを飽きもせず眺めることが出来たら達人です。 秋が来ました。

山ノ上マーケット2013 御礼

去る8月24日、雨の降る中、以前の記事でアナウンスした山ノ上マー ケット2013が開催されました。 土かま作庭所の野点席にも足下の悪い中たくさんの方が来て下さいました。 山ノ上マーケットでの活動は、我ながら、ほとんど楽しみのためだけにやってい…

山ノ上マーケット2013

今週末24日(土)、京都府下唯一の村、南山城村の童仙房という集落で行われる山ノ上マーケットに今年も参加します。 山ノ上マーケットは丁寧な仕事をしている様々な工芸作家や小さな飲食のお店が集まる一日限りのマーケットです。 庭かまは、今回も、土屋…

Robert Glasper Experiment

Robert Glasper ExperimentのWhy do we tryというこの曲!かっこいいですね。。 ちなみに今年も山ノ上マーケットの庭づくりと野点席の「try」が始まりました。 詳細はまたおって。

金沢記 その一

残暑お見舞い申し上げます。 またお久しぶりの投稿になりました。少し前に金沢に行ってきました。 以前ブログでも紹介したことのある(2013-03-27 - かま田日記帖)、彫刻家、橋本雅也さんの作品が 金沢21世紀美術館の世界工芸トリエンナーレ(http://www.…

rock steady を聴く夏

ご無沙汰しております。。 ブログの更新がひどいことになっていて申し訳有りません。 元気に仕事をしているのですが、ブログに書こうという気がおきませんでした。。 ちょっと書かないと存在を忘れてしまうというか。 仕事も楽しくやっていますが、音楽を聴…

庭の改修 ウッドフェンス

やっと梅雨らしい天気になりました。雨の日は、仕事の段取りは滞りますが、暑い日が続きかなり疲労の溜まっていた身体を少し休めることが出来、なんとなくホッとしています。 というわけで更新がまた止まってしまっていましたが、少し前にやっていた庭の改修…

ヒトツバタゴの花

たまには庭師らしい話題を、、(これも遊びの話題ですが、仕事もしてます!近日UP予定です 汗) 先日、京都の静原に仲間のカフェのお手伝いに行きました。 その道すがら咲いていたナンジャモンジャの花です。ナンジャモンジャという名は当然別称で正式にはヒ…

ろっきゃおの映画会。その2「うつわ」

夏みたいな日が続き、なんだかバタバタとブログが更新出来ていないのですが、、 その間にも色々な事があって他に書きたい事もあるのですが、、!姫田忠義さんの映像民俗学のつづきを。二本立ての上映会。一本目はずばり「うつわ」。 弥生土器、縄文式土器、…

ろっきゃおで民族文化映像研究所を知る

普段、自分が食べている野菜は、有機農家であるGさんに届けてもらっている。 滋味があるし、何よりGさんの誠実な人柄が伝わってくるようで、とても美味しく頂いている。 先日、Gさんの先輩の企画で、映画会があるというので出かけていった。「ろっきゃお」と…

昨日は子供の日

昨日は子供の日でした。 小さい子供のための庭を一日考えていたのは、偶然か必然か。 しっかり提案を練りたいと思います。sadeのbabyfatherのビデオ。babyfatherは未婚の父という意味なようで、その父の思いをsadeが語るというふわっとしたいい曲いい歌です…

誉田八幡宮 放生橋

今考えている庭の材料を探しに大阪は羽曳野に。 帰りに時間があったので羽曳野の、日本最古の八幡宮とも言われる誉田八幡宮(こんだはちまんぐう)にお参りしました。応神天皇を祀る神社であり、巨大な前方後円噴である応神陵の南に建立されたという、由緒正…

三春滝桜

日本三大桜と呼ばれる桜に岐阜の薄墨桜、山梨の神代桜、福島の三春滝桜がある。 三春桜は樹齢がゆうに千年を越えていると言われている。 先日、雑誌をめくっていると、この三春滝桜のある福島県田村郡三春町は、三春藩の城下町で、当時からすでに滝桜は有名…

春日奥山の巨樹と鳥を見る その3

過去2回にわけて掲載してきた春日奥山ハイキングの第3回目です! その1→春日奥山で巨樹と鳥を見る - かま田日記帖 その2→2013-04-23 - かま田日記帖 高畑を抜けて滝坂の道へ、滝坂の道は旧柳生街道と呼ばれ、柳生新陰流で有名な剣豪の里、柳生に続く道。…

ホームページ更新

久しぶりにホームページ http://niwakama.jp を更新しました。 作庭例に大和郡山の家を追加しました。 以前のブログ記事(十年 大和郡山の庭 - かま田日記帖)と殆ど変わりませんが、建築に関して追記し、リンク等はってますので、よろしければご覧になって…

春日奥山ハイキング 

前回の記事で中途になっていた春日奥山ハイキングについて。 当日は最高の天気に恵まれ絶好のハイキング日和でした。興福寺五重塔下に集合していざ出発。飛火野を横目に春日大社境内を抜け、高畑から滝坂の道を巡るルートです。 巨樹に親しむ会のSさんに、奈…

春日奥山で巨樹と鳥を見る

先週半ばに、東大寺大仏殿裏にてお店を営んでいるNATIVE WORKSさんの春日奥山の巨樹と鳥を見るハイキング企画「森のトリドリミドリ」に参加してきました。NATIVE WORKSさんは、今の服が経済性やトレンドの名の下に大量に生産され、大量に捨てられてゆく現状…

大原の外回り工事

なかなか更新するのが遅れてしまいましたが、3月の末に大原の外回り工事がまとまりました。 昨年の冬にお家をリフォーム、移り住んでいらして、それに伴い庭もきれいにしたいとのご要望で、ジャングル状態だった庭木の手入れ、門周りの整備、デッドスペース…

殻のない種

- 橋本雅也さんという彫刻家がいます。雪山に猟師とともに入り、解体まで手伝った鹿の角や骨から花を彫りだしています。 自分は実際には作品を見た事はなく、作品集を見ただけなのですが、写真からでも一つ一つの作品の姿に、ただ一つだけ、という気品、ある…

春の外構工事

大原にての外構工事、進行中です。 元々お家にあった板石や延べ石の古材と新品の石をおりまぜつつ、門周りのアプローチをやりかえたりしています。古材はやはりいい表情があります。 道路際のスペースに山桜とサンシュユを植えました。行儀良く並んで真面目…

大原の山並み

大原の里から見る山並みは、高くも無く低くも無く、青みがかって、絵のようにきれいです。 十数年前、高校生だったころは、海の見える駅で、何本も電車を行き過ごして海を眺めていることがありましたが、山もそんなように眺められるのかもなと思いました。

春の外構工事

春の京都大原で、庭というより、敷地内の草を生えるのを防いだり、門周りを少しやりかえたりする工事をしています。春の大原は懐かしい感じがします。春が懐かしいのか、大原が懐かしいのか。それとも自分が年をとったからか。 わかりませんが、とりあえずこ…

庭をつらぬくもの

(京都、北白川瓜生山中腹。臨済宗中興の祖、白隠の病を救ったと言われる白幽子の住まいとなっていた磐座である。明治には富岡鉄斎も顕彰碑を建てている)大阪の著名な作庭家、武部正俊さんの主催するガーデニング研究会の「一休に関わる庭探訪」に参加して…

frank ocean forrest gump

ミュージックマガジンのベストR&Bアルバムに選ばれこないだ grammyにもノミネートされてた米歌手フランクオーシャン。色々音楽以外でも話題ですが、サウンドの雰囲気も同時代的なものがあるし、歌も伝わってくるし、すごくいいっす。

須田国太郎

京都市美術館で開催されている須田国太郎展に行ってきました。 http://www.city.kyoto.jp/bunshi/kmma/exhibition/suda.html すだこくたろうさんだと思っていましたが、すだくにたろうさんでした。 昔、職場の先輩たちが 「昨日、すだこくたろうの絵を見に行…

磯崎新

先日、大分に行く機会があり、磯崎新さんの豊の国情報ライブラリーとアートプラザを見て来ました。以前から建築雑誌などで、磯崎さんの作品の写真をみるたびに、「あんまり見た目の仕上りはそっけない感じやけど、世界の一線で活躍している超有名建築家なん…