大原の外回り工事

なかなか更新するのが遅れてしまいましたが、3月の末に大原の外回り工事がまとまりました。
昨年の冬にお家をリフォーム、移り住んでいらして、それに伴い庭もきれいにしたいとのご要望で、ジャングル状態だった庭木の手入れ、門周りの整備、デッドスペースの防草工事など、また畑や果樹などの収穫を楽しみたいとのことだったので、何本かの実のなる木を植えさせて頂きました。
大原のきれいな景色と空気の中、とても気持ちよく作業をさせて頂きました。敷地が広く周りには里の和やかな風景が広がる環境の中で、なるべく伸びやかに育つ木々の眺めや、果樹や畑等、生産の楽しみなど、様々の喜びを味わえる庭になっていけばとても嬉しく思います。

では、工事の内容とビフォー&アフターをご覧下さい。
◎建物の外観…門周りは正面が車が進入するスペース。通常は門がしまっており、人は隣の扉から入る。建物は二棟が奥に連なっている。居住空間は奥の建物で、玄関は真っすぐ進み二つの建物のちょうど間にある。

◎手前の建物の前の庭。長年手が入っておらずジャングル状態であった。また扉周りは石や植物がごちゃごちゃとして歩きづらかった。

◎昨年の冬、まずここの庭の木々に大幅に手を入れ、今年に入り、扉の周りを歩きやすく整備をした。その際、崩した既存の土留めの石などを用い、飛び石を打ち、ささやかな石組みを施した。

敷地から出て来た古材の板石と新品の板石を組み合わせ動線をスッキリと。



◎敷地から出て来た石でささやかな石組み

◎門を入って右側にテニスコートがあり、その両脇が雑草が生い茂るデッドスペースになっていた。細長い空間で手入れもしにくいため、防草シートを敷き、その上から砂利敷で仕上げることとした。手を入れやすい空間にはヤマザクラサンシュユ、紫陽花などを植えた。
…道路脇の細長いスペース(before)


…道路脇の細長いスペース(after)
手を入れやすい部分には山桜とサンシュユを植え、他のスペースには防草シート+砂利で管理手間を極力抑えるように。


…敷地奥の植栽スペース(before)

…敷地奥の植栽スペース(after)
ここは畑のスペースがあり(写真手前の盛り土のスペース)、それにあわせて、桃、栗(丹波栗)、温州みかん(宮川早生)など収穫を楽しめる果樹を植えた。

奥のスペースは管理の手が届かなくなることを考慮し、防草シート+砂利仕上げとした。