田中一光 自伝より引用
茶人としても知られた田中さん。こんな一文がありました。
お茶会は様々な領域の美が融合できる可能性がある。なぜなら茶会は環境全体がインスタレーションであり、茶事がすむまでのの時間帯そのものが一種のパフォーミング・アートだからである。<中略>・・・茶とは本来、質素が、華美に引け目を感じること無く、貧しさの中に秘められた知性と感性を誇りとする世界である”
今年の夏の山ノ上マーケットの茶会について照らされることの多い文章です。
空間と時間の豊かさを同時に味わうための装置としての茶会。道具が有り、建物や周囲の環境があり、お手前があり、お菓子やお茶がある。制約のある形式の中でもっとも自由に創造できることがあるのではないか。。
引き続き色々田中さんのことを調べて行きたいと思います。
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