三春滝桜

日本三大桜と呼ばれる桜に岐阜の薄墨桜、山梨の神代桜、福島の三春滝桜がある。
三春桜は樹齢がゆうに千年を越えていると言われている。
先日、雑誌をめくっていると、この三春滝桜のある福島県田村郡三春町は、三春藩の城下町で、当時からすでに滝桜は有名で、滝桜に影響されてか、当時から桜の植樹が多く、桜の名木が数多くあるという。
また1988年から1989年にわたって日本の各市町村にふるさと創生資金として1億円が政府から供出されたおり、その中からなんと8000万円の予算をとりさらに桜を植え足したという。

この話を読んで改めて桜という木は、人を短期的な経済とは関係なく駆り立てるような魅力があるのだなと思いました。少し怖いような、頼もしいような。
いつか三春町を訪れてみたいと思われるエピソードでした。